クライアントを含めた
「ワンチーム」が好き。

入社の決め手となったのは、前職の広告代理店でお世話になり、大尊敬する先輩方が、電通ランウェイに在籍しているのを知ったことです。「その先輩方が選んだ会社なら面白そう!」と確信しました。

私のメイン業務は、Twitter、Instagram、YouTube、TikTokなどのSNS投稿プランニングや制作、特定の商材に対するデジタルプロモーションの提案・制作・実行です。

案件の規模は大小さまざまですが、コンパクトなプロジェクトほど、ひとりでマルチタスクにやり切ることが求められます。私は本来怖がりな性格ですが、限られた時間と予算の中で、クイックな判断が必要なときがこれまで何度もあり、自分の壁を乗り越えながら、一歩ずつ前に進んできた気がします。

私は、広告によって人の動きを実感できるのが面白いと思っています。「広告はマーケティングの中のもっともセクシーな部分」と表現する人もいますが、わかりやすく世の中の変化を感じられる魅力があるのは間違いありません。また、広告は、ひとりではつくれません。私は営業、戦略、クリエーティブを含めたエージェンシー、そしてクライアントというワンチームで形にしていくことが好きで、そこに楽しさを見出しています。

「勝ちパターン」はない、
だからこそ。

これまでたくさんのプロジェクトに携わってきました。ゼロベースでスタートし、各所の力が合わさったからこそ、ブリーフからは想像もできなかった、すばらしいアウトプットに繋がったプロジェクトはたくさんあります。



印象深いプロジェクトのひとつは、タレントとファンがオンライン上で交流するインタラクティブなイベントです。ブリーフとしては、タレントファンを活用したSNSプロモーションの実施による、商材への興味関心とコンバージョンの獲得でした。ファンのインサイトを探った結果、ファンに協力してもらうことが、プロモーション上、効果的と考えました。そこで、単純なSNS告知だけではなく、SNSキャンペーンやオンラインイベントにすることで、「SNSでの話題化・拡散最大化」を狙いました。



CMやPR担当の別チームとの連携もお願いし、万全の状態でキャンペーンとイベントを実施したことで、1時間の配信後にはファンの声がSNS上に溢れ、Twitterトレンド1位を獲得することができました。



他にも、グローバルプロジェクトに携わった際には、SNSでの話題化を目指し、キャンペーンや動画制作以外にも、SNS領域からはみ出したリアルイベントを自主提案しています。クライアントのローカルチームだけではなく、グローバルチームとの調整も含め、半年以上の準備期間を経て実際にイベントや商品を楽しんでいる人を見た際には、喜びもひとしおでした!



SNSマーケティングの勝ちパターンや教科書は、まだ世界でも確立されていません。だからこそ、こうしてトライアンドエラーを繰り返し、正解を探る面白さがあります。正直に言えば、これまでたくさんの失敗を経験してきました。ただ、メインのクライアントは「失敗を次につなげよう」と、とてもポジティブ。SNSはシビアな数字が求められる仕事ではありますが、このようなクライアントの姿勢があるからこそ、楽しく取り組めているのかもしれません。

その人の尊敬できる部分を探り、吸収する。

スキルアップについては、人から学べることに一番価値があると思っています。先輩や同僚の仕事との向き合い方・進め方、クリエーティビティ、クライアントへの立ち振る舞いなどを学べるのが、この会社の一番の強みではないでしょうか。うじうじずっと悩んでいた業務を、先輩からのひと声のアドバイスでまったく違う視点で考えることができ、急に円滑に進みはじめるなんてことも、日常茶飯事です。

電通ランウェイの同僚たちは、社歴もバックグラウンドもさまざまでそれぞれ長所が異なるので、意識的にその人の尊敬できる部分を探し、吸収するようにしています。日常業務ではチームのみでの会話が多く、まだまだキャラクターを深く知らない同僚が多いのも確か。電通グループという大きな視点で見れば、可能性は無限大です。今後、部署や会社をまたいだアサインを活発化することで、もっと幅広い同僚からいいところを盗んでいきたいですし、それが全社的なレベルアップにもつながると思っています。新しい会社で、スタンダードが確立していない部分があるからこそ、これからのランウェイの変化にも期待しています。

今後も、新しい仕事や環境に積極的に飛びついて、新たな挑戦を楽しみながら、成長していきたいと思います。