野心的に挑戦できる環境で、
それぞれの
「あたりまえ」が活きる。

現在の電通ランウェイは自由な空気に満ちていて、野心的に挑戦したい人にとってはチャンスを掴みやすい環境です。それと同時に、自分たちがこれからのスタンダードをつくっていく面白さも味わえると思います。

同僚は私と同じ転職組が多く、さまざまなバックグラウンドを持つ人がいます。人の数だけ「あたりまえ」が存在しており、それぞれの視点に基づくユニークな考え方を知ることができるのは、勉強になりますね。

そんな仲間と仕事をしていて特に感じるのは、他者から協力を得る力です。さまざまなバックグラウンドで得た知見を活かしながら、業務に関連する人々をいい意味で巻き込み、関係性を構築し進めていく仕事術には、いつも感心させられます。

この力は、自分たちがマルチタスクに仕事をする過程で、各領域で働く人々の考え方がわかるようになるからこそ、身につくものだと思っています。

華やかさを裏で支える、
職人的な仕事。

現在の私の仕事も、営業、分析・戦略策定、メディアプランニングと、幅広いです。これまでに関わったクライアントはIT系、旅行系、医療系、他各種サービス系など。テレビ、デジタル、屋外など…複合的な広告提案が求められます。

広告代理店の仕事のほとんどは、世に出ることのない地道なものです。たとえばテレビCMの場合、その前段として膨大なデータを分析し、最適と考える戦略を立案し、どれくらいの人々に届くのかをシミュレーションします。世に出る華やかなイメージの裏側に、地道でひたむきな仕事も存在しています。



私自身は、この地道な仕事が好きで、データ分析からアイデアを導き出す職人的な仕事に、こだわりや情熱を持っているつもりです。立案にあたっては、電通グループのデータ解析ツールが大いに役立っています。



コンペも、面白くやりがいのある仕事のひとつです。チームを組みメンバー同士で手分けして提案をつくり込んでいきますが、一丸となりひとつの目的に向かうのは、まるで部活動や学園祭の前日のような雰囲気で、それを心地よくも思います。勝つのが嬉しいのはもちろん、負けても反省から改善点を見つけることで、次の提案に活かし、自身のレベルアップにつなげています。

相手に「答えを求めない」こと。

対クライアントでも対同僚でも、何をする際も重要なのはコミュニケーション。私自身、「相手に答えを求めない」提案型のコミュニケーションを常に心がけるようにしています。他者に「どうしたらいいですか?」と聞いてしまうと、そのとおりに動くことを求められてしまう。そのやり方では面白くないし、自身の存在価値も下がってしまうような気がします。

一方、「このアイデアはどうですか?」と提案を織り交ぜれば、ベストと思う自分の意志を提示できますし、相手も判断がしやすく、結果自分の存在意義も出ます。さらには、自分と相手の時間を効率的に使うこともできますから。

もちろん、この動きをするためには、ひとつひとつの課題と正面から向き合い、悩み抜くことが必要です。きちんと悩んだその先に、身につくスキルがあると思っています。電通ランウェイには、悩んだときに相談できる仲間が大勢いるので、積極的に吸収することで確実に自身の力を伸ばすことができます。

30代半ばである、これからの私自身がよりよい仕事をするために今後向上させたいスキルは、「分析力」と「戦略を描く力」です。さまざまなところから何でも学ぶよう心がけたり、会社のスキルアップ支援制度で月2回ほどオンライン英会話レッスンを受講したりしています。

会社全体でナレッジシェアを促進し、得た知識や情報を実践し習熟する仕組みを整えることで、個々としても会社としてもさらなるレベルアップにつながるように思います。